もっと地球に甘えたい -那須シズノdance workshopに参加して-

 

 

 

 

那須シズノさん。

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ワイ島に暮らす彼女のダンスワークショップに、きのう、参加した。

 

私の平成最後の日は、「踊り」によって彩られた。

 

 

 

 

 

 

 

シズノさんの誘導で、

 

 

自然と涙があふれ出す。

 

 

「もっと自分の心に素直になって。いま、感じてるものを表現して。」

 

 

力強くてあたたかなエネルギーに乗せて響く声。

 

 

溢れ出す。

 

 

抑え込んでいたものが、溢れ出す。

 

 

言語でない音を、声に出し、

 

 

動きを加え、相手に伝える。

 

 

必死で受け止めようと、

 

 

大きな愛で包んでくれる、かつては怯えていたこの世界。

 

 

大声で、叫ぶ。

 

 

叫ぶ。叫ぶ。

 

 

ハートに眠る、狂った叫び声。

 

 

 

祖;英mp、おfjkvうぃおjヴぁぴd

 

 

 

 

叫び終え、

 

 

まるで赤ちゃんのように、

 

 

床に寝ころび、

 

 

ゴロゴロ転がる。

 

 

極上の心地よさ。

 

 

信じられないほどの、安心感。

 

 

ただ寝転がっただけなのに、

 

 

心の張りつめ感が溶けてゆく。

 

 

安心感が、わたしの涙を搾り取る。

 

 

「もっと、もっと、もっと、」

 

 

「もっと、地球に甘えたい」

 

 

「もっと、甘え、させてよね」

 

 

 

叫ぶ。叫ぶ。叫び続ける。

 

 

 

 

 

 

 

音楽に乗せて踊っていると、必ずどこかに心地いいポイントがある。

 

両手を伸ばし、背中をそらす。

 

一瞬一瞬、途切れることなく、自分が心地よくなることだけを考えて、

 

身体を動かし続ける。

 

 

「変な動きしてないかな」

「ダンステクニックがないのがバレそう」

「みんな、そんなに動いてないのに、ここで動いたら一人浮いちゃうよね」

 

 

自由に踊りなさい。

 

You're free.

 

そう言われても、怖くて怖くて足がすくむ。

 

 

どんどんどんどん、波が押し寄せ、息が詰まる。高まる鼓動に矛盾して、

 

自分の幻想が押し付ける。

 

 

どうする、はるか。

 

どうする、はるか。

 

おまえは、自由だ。

 

さぁ、踊りなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな波に身を任せ、踊りの世界に身を投げた。

 

 

うねるような感情を、身体全身で表現する。

 

 

綺麗かどうかなんて考えない。

 

 

恥ずかしいから、目を閉じる。

 

 

自分のハートだけを見つめて、

 

 

心地いいかどうかだけ、

 

 

心地いいかどうかだけに、意識を向ける。

 

 

みんなが立っていたって、

 

 

自由に床に寝ころんでやる。

 

 

「寝ころんじゃダメかな」

 

 

そんなの誰が言ったんだ。

 

 

ダメな理由がどこにある。

 

 

飛び込め。思い切って、飛び込むんだ。

 

 

 

 

 

自分の体が、勝手に、勝手に、動き始める。

 

思考の入る隙間を埋めるかのように、

 

ハートと体が、直につながる。

 

私はそれを観察するだけ。

 

右に左に、上に下に、

 

伸ばしては縮め、飛んではしゃがみ、

 

回っては回り、回り続ける、風のように。

 

身体と心が求める方へと。

 

 

ただ、ひたすらに、心地よさを求めて。

 

 

 

心地よさが、連続していく。

 

 

川の流れのように、止まることを知らぬ風のように、

 

私の体が踊り続ける。

 

 

 

 

 

ダンス。

 

 

 

誰しもが生まれながらにしてダンサー。

 

 

 

心地よさに身を任せ、自分の光が輝きだす。

 

 

 

疲れないよ。

 

 

疲れない。

 

 

無理して動こうなんて、考えてないからね。

 

 

勝手に体が動き続けてるの。

 

 

 

みんなも私も、動いているようで、計り知れないムーブメントを自分で無意識に抑え込んでいる。

 

 

さぁ。

 

 

恐れなんて、幻想だ。

 

 

飛び込め。

 

 

自分を鼓舞して、流れを解放する。

 

 

 

 

 

ふとした瞬間に走る戦慄。

 

 

ゾゾゾゾッと走る、自分が浮いてるかもしれないことへの恐怖感。

 

 

でも。

 

 

どう?

 

 

動き続けると、心地いいでしょ?

 

 

喜びに満ち溢れるでしょ?

 

 

それが、わたしの真実。

 

 

もっと、その感覚を信じようよ。

 

 

もっと、この世界を信じてみようよ。

 

 

わたしが創る、この世界を。

 

 

 

 

 

 

ダンス。

 

 

 

ダンス。

 

 

 

ダンス。

 

 

 

 

 

なんで人は生きるのかって?

 

 

 

 

その答えは、踊りの中で微笑んでいた。

 

 

 

 

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わたしの喜びが、思わぬ誰かの喜びを引き出しちゃう