自然物を写真に収めるのが好きだ
自然物を写真に収めるのが大好きだ。
農作業をしているとき、
思わぬ場面に遭遇することがたくさんある。
虫の交尾、
見たこともない鳥の巣作り、
華やかに舞う雄のキジ、
必死に歩き回る赤いテントウムシ、
朝焼けに光る露の粒、
釘付けになり、
仕事そっちのけで夢中に食らいついて眺めてしまう。
ミクロレンズが必須の私の自然写真。
初めてオキュウリョウなるものを頂いたとき、
良いカメラを買おう。と決心したのは、まぎれもない、ドアップの写真にピントを合わせたい一心がそうさせた。
そういえば、
今思い出したが、
カメラを買おうと思ったのは、
5月に我が家にやってくるツバメたちがきっかけだった。
ベランダの天井の淵に、
ここ数年毎年やってくるツバメの夫婦。
彼らが、雨の日も晴れの日も巣を作りつづけ、卵を産み、あたため、卵の殻がベランダに落ちていたことを合図に子どもたちが巣から顔を見せ始め、大量のツバメの仲間がベランダにやってきて、いつのまにか小さな、まだうまく飛べずに壁に激突しているチビツバメたちが、空っぽの巣を背に旅立っていく姿。
その瞬間を、カメラに収めたかったからだった。
彼らを驚かさず、ストレスを与えない距離から撮影するには、スマートフォンも、古めのデジカメでは、画がぼやけてしまうのは想像がつく。何度も試みたが、納得のいくものは撮れなかった。
購入した一眼カメラで、彼らを撮影できたとき、
その仕上がりに度肝を抜いた。
画質よすぎーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
チビツバメの瞳に何が写ってるかまで見える!!!!!!!
とてもうれしい瞬間でした。
そのカメラで撮影した、鶴の写真を、今、野鳥のフォトコンテストに提出中。
いざ、わくわくわくわくわくわくわくわく。
こんな素人にも提出させていただける寛大さに、感謝。
良い結果も、残念な結果も、どちらも興奮ものだ。