興味を持つとは思ってもみなかった...

 

 

私は日頃から、小学生とたくさん関わる生活をしている。

 

彼ら彼女ら(もっとオールマイティーな他の表現方法はないかしら)から、

刺激をもらい、触れる世界がいくつかある。

 

その大きな1つが、そう。。。。。。。。。『鬼滅の刃(きめつのやいば)』だ。

 

 

アニメオタクである親しい人が、はまっていることは知っていて、

1年前までは、主題歌を歌うLiSAが紅白に初出場することを、その人が興奮しながら仲間と共有している姿を横目で見ていた。

 

それが、なんということでしょう。。。

 

 

今では、私の方がLiSAさんの曲を口ずさんでいるではありませんか。

 

 

はまってしまったんですねぇ。

 

小学生たちが、あまりにも「きめつ」「きめつ」と言うばかりに、とうとう気になり、話題に入りたいのもあり、アニメを見始めたら、一晩なんてあっという間に過ぎ去ってしまいました。息をする間もなく一気に見終わってしまいました。

 

最初のアニメシリーズは確か、23話ほどあったはず。「好き」のパワーはすごい。

 

 

もう興奮で、楽しくて楽しくて、面白すぎて面白すぎて、

次の日から、小学生たちやアニメオタクの知人とその話でもちきりでした。

 

 

時は大正時代、家族平穏に暮らす少年。ある雪深い日に、家族が鬼に襲われる。

その怒りと縁をきっかけに、鬼を滅する「鬼殺隊」として、

鬼の撲滅に奮闘する。という話。

 

 

なんせ、私はアニメからこの物語に触れたので、

アニメーションに当てられた声優さんたちの力強い声、

物語を壮大に誘導する和の音楽、

目の前から日常の香をさらってしまう非日常的な歌声、

さまざまな要素に虜にさせられ、

「このあと、どうなるの?どうなるの?どうなるのーーー?」と

興奮を書き立たれる日々でした。

 

 

私が大好きな岐阜の出版社murmurmagazineの服部みれいさんが、

配信されている「声のメルマガ」の中で、

超乗戦士ケルマデックさんという、これまた面白いお方と『鬼滅の刃』の話で盛り上がっておられたのも相まって、ますます「このアニメは何か、時代を先導する、代弁する、後世につなぐ何か要のようなものであるのかな」という好奇心もかきたてられていきました。(ケルマデックさんについては、ここではご説明省かせていただきます(⌒∇⌒))

 

 

 

 

 

なぜ、これほど、このアニメが社会の関心を掻き立てたのか。

 

一概に一説を主張することは不可能だろうし、する気もないのですが、

やはりそういう社会学的な観点でこのような社会現象を考えるのが楽しいので、

ついつい小耳に挟んでしまうので、少し触れたいと思います。

 

 

主人公の少年・竈門炭治郎の家族を襲った「鬼」という存在。

人間の血を頼りに命をつなぎ、生きている得体のしれないもの。

愛する人たちを容赦なく奪う鬼は、一見、「悪者」としてのみ扱われ、

その「悪」を滅する「正義のヒーロー」としての主人公が登場し、

戦いの末、正義が勝つ。

そのような展開の物語がこれまでの典型であった中、

鬼滅の刃』は、その「悪」である「鬼」にも焦点があたり、

なぜ、「鬼」となったのか、

その背景に潜む儚い想いを描く物語であった。

 

その点が、人々の共感を誘い、ヒットにつながったという論が、

まず私の目にとまった、いわゆる「鬼滅ヒット論」であった。

 

 

なるほど。

 

 

そうは思うが、一方で、

「そんなの、プリキュアだって、そうじゃん」

などなど、これまた、そうだねそうだねと納得できる指摘もたくさん聞いたし、

私の中で思い当たる節もあった。

 

 

そして、先ほど名前を上げさせていただいたケルマデックさんという方が話されていた『鬼滅の刃』に関する考察は、これまた面白く、

ぜひぜひ、murmurmagazineさんの「声のメルマガ」から聞いていただきたい内容であるのであります。

 

 

 

主題歌を見事に歌い上げてくださるLiSAさんや、アニメーションを制作されたufotableさん、わずかな登場シーンで登場するモブ(名前のない群衆)でさえ主役級を務められるほどの声優さんが担っているという豪華さ。

 

いろいろな要因が挙げられるが、

 

 

 

 

まあ結論。

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしは、好きだよ、このアニメ。

 

 

ってことなんですわな。

 

私が好きな理由も挙げればたくさん出てくる...。

 

 

主人公の人格に憧れを抱いたり、

「鬼」となった経緯に自分を重ねたり、

ふんだんに使われている「和」の要素に魅了されたり、

じゃあ一体正体は?勝敗は?という物語展開への興奮であったり、

陰鬱なキャラに理想の人間像が重なったり、

そういう感じで好きになったのもありますねぇ。シミジミ...。

 

 

 

これまで幼いころから、

アニメや漫画に「はまる」という経験がこれといってなかった私にとっては、初めての経験でありまして、他のたくさんの人々にとってはこれが「ドラゴンボール」であったり「ONE PIECE」であったり「宇宙兄弟」であったりするわけで、

 

「はまる」ということに、あまり意味付けや分析をするのも、

どこかでくだらないことのように感じる面もあるけれど、

 

私に関して言うと、

 

この物語にはまったきっかけは、アニメオタクのあの人や、「きめつ、きめつ」と素直に興奮を語っていた小学生たち、このアニメに面白い考察を付け加えて発信してくれる発信者の方々、さまざまな人たちが「もしかして、、、、面白いの?」と思わせてくれたからでした。

 

 

なかなか、何の口コミも聞かないまま、新しい物語や事柄に触れ、それが琴線に触れるという経験は今までになく、これからも周囲からの波紋に影響を受け、私の内部に浸透していくという構造が続くのだと思います。

 

 

 

ここで、もう1つ言えるのは、

もう一度、いや、あと何度でも、そんな体験を何度でもしたいなぁ!ということ。

 

いろいろな声を敏感に耳に取り入れ、

手が伸びるようであれば、しぶしぶ手を伸ばし触れてみる。

それがあんまりであることも、『鬼滅の刃』のように全身に衝撃を与えてくるようなものに出会えることもある。

 

 

もうずっとそんな体験をしつづけたいものです。

そんな人生をずっと味わってみたいです。一瞬の退屈ささえもったいないくらい。

 

紆余曲折しながらの話になりましたが、

 

最後に、小学生たちからの小さなきっかけから始まった、私の鬼滅模写シリーズを載せさせていただきます(意外と、うまくない?よくない?♪しかもボールペン一発書きなんだよ!!!という気持ちを密かに込めながら)。

 

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一番時間をかけても集中力が切れなかった絵

 

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ふぅぅぅぅぅぅぅぅ(;'∀')